現在の社内恋愛事情
一昔前は社内恋愛は普通でしたし、トレンディードラマでも当たり前の内容でした。
しかし現代は社内恋愛をそれほど良いとは思っていない所が多々あり、社内恋愛を禁止にしている企業が増加しています。
現在は女性が社会に進出している時代であるため、企業に異性がいない部署なども多いのです。
それゆえ昔ほど職場恋愛は当たり前ではなくなっているのですが、何故社内恋愛は風紀が乱れてしまうのか?
医療業界などは社内恋愛禁止
社内恋愛は他の人達も気にしてしまうからです。
会社内のみでなら問題はありませんが、医療業界など患者やお客さまなど第三者が大きく関係してくる企業の場合は好ましくないと思ってください。
実際にあったケースとして、患者が職場の外で男女の職員同士が仲良さそうにしていた所を目撃した所が相次いでいました。
患者の性格にもよりますが、他の患者に言いふらすという人もおり、またその社内恋愛をしていた男性の下半身がだらしない場合は悪い評判が立ってしまうのです。
企業個人だけなら社内恋愛してもそこまでですが、医療業界の場合は悪い噂だけではなく患者が気持ち悪いと拒否してしまう人もいます。
社内恋愛によって風紀が乱れる
社内恋愛を禁止する理由としては、風紀が乱れてしまうからだと思ってください。
とんでもなく女性にだらしない男性が、職員の何人か手を出したというケースが実際にありました。
そのせいで他の人たちとトラブルとなり、お客さんからの評判が悪くなってしまいます。
自分達は良いかもしれませんが、自分達の行動で会社の経営が傾く可能性もあると思っておいてください。
もちろん上手く行ったらそれが一番良い話です。
社内恋愛のメリット
社内恋愛はそれほど多くはありませんが、成功されている方も増えて来ています。
現在恋愛=結婚と考えている方が非常に多いので、社内恋愛発覚後結婚している確率は高いです。
社内恋愛のメリットは、お互い同じ仕事をしていることだと考えてください。
社内恋愛だと相手の本性がわかる
社内恋愛の最大のメリットは相手の本性が分かるという部分です。
仕事とプライベートの顔が違うという話は結構聞くかもしれませんが、プライベートでは本性を隠せても仕事では本性を隠せません。
仕事というのは自分の力量を問われます。
一緒の仕事をしていると、何かトラブルがあった際どういう対処をとるかによって人の本性が見えるものです。
焦った時ほど怒りやすくなったり、パニックになってしまったり、反対に冷静に対処するなどいざという時の素顔が見えます。
これは男女問わず同じことが言えるでしょう。
普通の恋愛や出会いとは異なり、社内恋愛は将来的に結婚を考えている方におすすめです。
社内恋愛は他者からの評判も分かる
普通の恋愛だとプライベートの部分しか見えていないので、相手がどのような評判や噂を流されているのか分からず不安に思う人もいるでしょう。
社内恋愛のメリットは第三者の評判を聞けるので、相手がどのように思われているのかを聞くことが出来ます。
ただこれは女性が多い職場の方が良いかもしれません。
他の人も自分や相手の仕事の仕方を見ているため、普段どのような態度や仕事の仕方をしているか耳に入ることがあります。
別の部署で働いててお互い面識がそれほどない場合、その部署の人に評判を聞くと素直に教えてくれるでしょう。
自分ではちょっと良いなと思っても、他の人からの評判が悪ければ関わるのを避けるという回避が可能です。
恋愛だけに限った話ではありませんが、他の人の評判というのは一番正確であると思ってください。
悪い評判は良く耳にするかもしれませんが、良い評判は本当です。
人間というのは中々人を褒めることはしないので、良い評価は本物だと考えておきましょう
社内恋愛だからこそ仕事の大変さが理解できる
社内恋愛の最大のメリットはお互いの仕事の大変さを共感、そして理解が出来るという点です。
自分の仕事の大変さというのは自分にしかわからず、どのように大変なのかが分からず相手の理解をしてあげることが出来ません。
お互い同じ職種であれば、ある程度お互いの仕事の大変さを理解してあげることは可能でしょう。
社内恋愛は2人共同じ職場なのでよりリアルで仕事がどのくらい大変なのか理解してあげれるため、仕事で喧嘩するようなカップルは少ないとも言えます。
カップルあるあるなのですが、彼氏は仕事がしんどすぎて彼女がいても1日中寝てばかりになってしまい喧嘩が勃発するという所が多いです。
彼女からすれば自分と会っている時に寝るなんてありえないと思うかもしれませんが、彼氏の仕事の大変さを理解出来ていないため、そのような無駄な喧嘩が起きてしまいます。
恋愛において相手を理解してあげれるかどうかによって大きく変わります。
社内恋愛のデメリット
社内恋愛最大のデメリットはいくつかあります。
元々当人達が秘密裏に付き合っていればそこまで問題はないのですが、付き合っていることがバレてしまうと他の社員の良いネタにされてしまうでしょう。
一昔前はどうどうと社内恋愛していることを話す方もいましたが、現在は恥ずかしいからと秘密にしている方が多いです。
社内恋愛にはどのようなデメリットが存在するのか?
社内恋愛が上手くいかなければトラブルが勃発
社内恋愛の最大のデメリットとして、上手く行かなければトラブルが勃発すると思ってください。
よくドラマなどでたまにネタにされていますが、彼氏が浮気して別れを告げられてしまう、その浮気相手が同じ職場の女性だったというのが結構ベタなパターンです。
他にも別れ方があまりにも酷すぎて、嫌がらせとして会社で悪評を流されてしまったりするなんて話も少なくありません。
別れ方が酷すぎるとその会社で働くのがしんどくなってしまうので、社内恋愛後のリスクは必ずあると思っておきましょう。
社内恋愛は他の社員の噂のネタになってしまう
社内恋愛をしていることを内密にしたい理由は、他の社員の噂のネタになってしまうことでしょう。
職場に1人はいる噂好きの職員に根掘り葉掘り聞かれてしまったり、ちょっとしたことでからかわれたりするのでうんざりするという人も少なくありません。
飲み会でのネタにもされてしまうので、あまり公にしない方が良いとも言えます。
また職場で同年代の男女が多い職場である場合、恋人が他の社員からアプローチをかけられてしまう可能性が高いです。
社内恋愛をしていることを告げていないからこそ他の社員はフリーと思っているため、積極的にアプローチをかけてくる人もいます。
男性はともかく女性の場合は付き合っている相手がいると伝えると、仲の良い同僚に写メを見せてとせがまれることもあるのでその辺はどうするかも事前に考えておきましょう。
社内恋愛していた相手と毎日会わなければいけない
別れた後の最大のリスクとして、元恋人と毎日会わなければいけないという点です。
同じ部署でなければそれほど問題はないかもしれませんが、同じ部署であれば地獄に感じるという方は少なくありません。
そのせいで転職を決意するという方も結構いるようです。
社内恋愛をしていたせいで会社に居づらくなってしまったというケースはあるようですが、社内恋愛していたことを他の社員に話していなければそこまで支障はないでしょう。
ただ別れた相手が他の誰かと付き合った、結婚したという話を聞いてしまうと、何らかのショックを受けることは覚悟しておいてください。
筆者自身社内恋愛していたことがあるのですが、その相手が別の職員に手を出していた所や一緒に仲良く帰宅する所を目撃してしまいました。
未練などはないのですが別れた相手の悪い部分を後から知る羽目にもなるので、良い気持ちには一切なりません。
幸い筆者は社内恋愛を公言していなかったので他の人からは何も言われませんでしたが、その相手が社内恋愛して職場に子供を連れてきていたのは何とも言えなかったです。