遠距離恋愛や外出自粛で好きな人に会えない方のため、距離に負けないで心の距離を近づける方法です。
好きな人に会えないこの頃
皆さんは遠距離恋愛をした経験はあるでしょうか。近頃は、外出自粛の影響で、遠距離ではなくても恋人や片想い中のあの人に会えていない方も多いでしょう。好きな人に会えない辛さ、不安、心配等はストレスの原因にもなってしまいます。
⑴会えないと冷める？
長期間直接会わず、メッセージだけになってしまい、マンネリ化して別れてしまったことがある、また、片想いしていたけど、会わないうちに違う人を好きになったことがある等、心当たりはないでしょうか。どんなに好きな人でも接点がなければ、心は少しずつ冷めていってしまいます。SNSやメッセージツールが普及した現代でも、その穴は埋められません。では、なかなか会えない場合はどうすれば良いのでしょうか。遠距離でもうまくいくカップルも現実には存在します。彼らはなぜ、冷めずにいられるのでしょうか。
⑵コミュニケーション方法は？
直接はなかなか会えなくても心の距離が近いカップルとそうでないカップルとの違いは、会えない期間のコミュニケーションの取り方にあります。連絡は必要最小限だけ、または「おはよう」「おやすみ」等の日常会話だけが続く、という状況は、心の距離を遠ざけてしまう要因です。それでは、心の距離を近づけるコミュニケーションとはどのようなものなのでしょうか。この記事では、心の距離を近づける遠距離コミュニケーションの方法についてご紹介します。
心の距離を近づける遠距離コミュニケーション５つ
⑴メッセージのやりとりは毎日
まず、メッセージのやりとりはできる限り毎日続けるようにしましょう。一つの話の内容が数日にわたっても構いません。連絡事項があるときだけ送ってしばらくラリーが続いた後、「じゃ、またね」というようなメッセージでは、まるで仕事のような気分になり、トキメキも薄れてしまいます。相手も自分も話が続けられる内容をゆっくりのペースでいいので会話をするようにやりとりをすることが大切です。例えば、「あのドラマ見た？」「見たよ！俳優の〇〇がかっこよかった！」や、「ペットのワンちゃんは元気？」「元気だよ～、今は爆睡しているけど（笑）」等、日常的に相手が興味を持っていそうなことについて話題を広げていくことを、メッセージ上で行うのです。直接の会話ではすぐに話し終わってしまいますが、メッセージはお互いの気づいたタイミングで返答がくるので、ゆっくりと二人の時間が進むような感覚を楽しめるようになれば心を近づける第一歩を踏み出せたことになります。
ただし、毎日続けることに集中しすぎて冒頭に記載したような「おはよう」「おやすみ」になってしまっては意味がありません。話題があまりない時は無理に連絡しないことをオススメします。また、お相手とのタイミングが合い、早いテンポでメッセージのやりとりが続く場合は、電話をかけて声を聴くのも一つです。メッセージのやりとりを通して、お相手の生活リズムを把握していくことで、心の距離を縮めやすくなります。
⑵楽しい・面白いことの共有
1つ目でお伝えした毎日やりとりをするメッセージの内容は、悲観的なものよりも、楽しく面白い、日常のストレスを忘れるようなものの方が良い印象を与えます。例えば、お笑い動画を見ていて自分が思わず笑ってしまったものを共有したり、謎解きゲームをしていて解けない謎を一緒に考えてもらう等、一緒にやるとさらに楽しくなるような内容は共有しましょう。日常的にメッセージを開くと何か楽しいことがある、癒される、という印象をお互いが抱くことで、二人のやりとりしたメッセージや共有したものを楽しむ時間がとても大切なものに感じられるようになります。人は「自分の陣地」だと認識した場所に対して、執着心を持つ生き物です。二人のメッセージや共有物を相手の陣地だと思ってもらえるようになることで、心の距離が近づきます。また、はじめのうちは楽しく感じてもらうことを重視すべきですが、この「陣地」がある程度固まってきたら、たまには、なかなか人には話せない悩み事を打ち明けて相談に乗ってもらうことも効果的です。自分の大切なものを守ろうとする気持ちが芽生えているため、親身になって解決策を考えてもらうことで、二人の距離が縮まります。さらに、普段の明るいイメージからのギャップにもなり、相手を飽きさせないポイントを作ることができます。
⑶メッセージ以外のツールを活用する
最近は、電話やメッセージだけでなく、テレビ電話機能の搭載されたアプリや、オンライン上で二人で楽しめるゲームなどもたくさんあります。こういったツールをうまく活用することで、相手も自分も冷めさせないことができます。例えば、お揃いのゲームを買って時間を決めて一緒にストーリーを進めてみたり、テレビ電話で相手の今の状況を映してもらいながらランチや晩酌を楽しむことで実際には会えなくてもお相手を身近に感じることができます。
また、メッセージは視覚で文字を読むだけ、電話は聴覚で声を聴くだけですが、テレビ電話は視覚で様々な相手の状況をとらえ、聴覚で声や周りの音を聴くことができます。つまり、無意識にメッセージや電話よりも脳を使う量を増やしているため、記憶や印象に残りやすいのです。直接会うには及ばずとも、それに近い状況を定期的に作り出すことで会えない間との落差を薄めることができるというのもテレビ電話の特徴です。
そして、オンラインゲームは「目標を一緒に達成する」ということを行いやすい環境を作り出してくれます。例えば、何か討伐クエストがあって、一緒に戦ってクリアする等が典型的なものです。これは、2つ目にお伝えした楽しみの共有にも関係しますが、同じ目標に向かって努力し、達成感を得ることで楽しさを共有するとともに仲間意識を形成させてくれます。そのため、二人の心の距離を縮めることにつながります。
このように、現代では様々なツールが発達しているため、どんどん利用していくことをオススメします。
⑷次に会うときの話をする
続いて、次に会う時の話をすることも、二人の心の距離を離さないための重要な要素です。例えば、次は何月何日に会おう、この状況が落ち着いたら必ず会おう、という約束をすることや、次に会ったときはあのお店に行ってみたい、映画を見たい、というような内容の話をすることです。これは、なかなか会えない二人にとって貴重な「会える時間」にさらに強い楽しみをつけ加えるものです。約束をすれば「次はいつ頃会える」という具体的なイメージがつくようになり、デートの内容を話せば「次会った時にはこういう流れで動こう」といったデートプランを想像することができます。
会う時の具体的なイメージができるということは意外と重要なことで、このイメージに従って普段の生活を行うようになるため、会えない期間もふと思い出したときにワクワクしたり、次の約束の日まではがんばろうという短期的な目標にすることができます。この大きな目標があることで、日常が充実し、ショックなことがあったとしても持ち直しやすく、精神的な安定感が得られるのです。精神的に安定することは、ストレスの軽減になったり、効率的に物事を考えられるようになってお互いの日常生活を支えてくれるものです。このため、お互いが相手を支えるという状況を作り出し、二人の距離が縮まるのです。
⑸自分磨きに時間を使う
なかなか会えないカップルは、デート頻度の高いカップルよりも必然的に自分の時間が長くなります。この自分のために使える時間をしっかり活用することが心の距離を保つポイントなのです。例えば、お互いに依存するタイプのカップルは、遠距離や会えない期間が長引けば長引くほど、相手が何をしているかを詮索したがり、時には疑ってしまうこともあります。時間があれば気になる彼のSNSを調べたり、浮気をしていないか探る等をしてしまいがちです。ですが、自分の時間を自分のために使える人は、この空白の時間を趣味や交友関係に費やしたり、次にデートをするときまでにダイエットや美容に力を入れることで、自分の魅力を上昇させることができます。今の恋人と良い関係性で長続きさせたい、気になるあの人に素敵だと思ってもらいたい、と考える人こそ、この時間を自分の魅力を上げるために使うことを意識して、彼の心をつかんで離さない人を目指していただきたいです。
心の距離の縮め方
最後までご覧いただきありがとうございます。今回の記事では、会えなくても心の距離が近づく方法を５つご紹介しました。
⑴物理的な距離は関係ない
心の距離が離れるのは、会えないから、遠距離だから、ではありません。会えないことを理由に諦めてしまうのではなく、お相手とのコミュニケーション次第で、心の距離はどんどん縮まるということを忘れずに、会えない期間も素敵な恋心を育ててください。
⑵遠距離コミュニケーションで自粛期間も乗り越えよう！
最後に、会えない人とのコミュニケ―ション方法は、この記事でお伝えした以外にもまだまだたくさんあります。どの方法をとるにしても、お相手への気遣いや、会いたいという気持ちを忘れずに、会えないからこそできることを楽しんで癒される空間を作り出してください。