元の生活に戻れそう?
緊急事態宣言が解除され、「新しい生活様式」のもと、人々は徐々に外出し始めています。仕事では休業やテレワークが終わり、仕事場に出勤する方もいれば、子どもや兄弟の学校が始まったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。これから少しずつ、もとの生活に戻っていくといいですね。
⑴久々の外出!デート!
さて、そんな中、今までずっと会うのを我慢していた恋人や気になる人とも久々に会うことができる!という方もいらっしゃるでしょう。なかなか会えなかった分、会える喜びは大きいですよね。服は何がいいかな?夏らしいメイクを覚えなきゃ!ダイエットにも気合を入れて…楽しみで仕方ないですよね。
⑵元通りとはいかない今!気を付ける事とは?
しかし、すぐにコロナウイルスが流行する前のように全て元通り、というわけにはいきません。政府は感染と経済破綻の調整を行い、「新しい生活様式」を打ち出しました。ウイルスとの共存のためにどうするかを個人個人が考えなければなりません。と、堅苦しくお伝えしていますが、この状況下で外出時に必要なマナーを知っておくことは、自分自身とあなたの大切な人を守るために必要なことです。それはデートのときも同じです。コロナウイルスが完全に収束したわけではない状況で、うまく自分の身を守りつつ、大好きな彼とのデートを楽しむにはどうしたらよいのでしょうか。
この記事では、新しい生活様式で気を付けるマナーを6つご紹介します。
デート中に確認!新しい生活様式で気を付けるマナーとは?
マナー1:マスクの利用は必須
まず、今のご時世、マスクの利用は必須です。感染予防のため、また、万が一自分が感染している場合は、マスクによってウイルスが広がるのを防止します。日本では人との距離をとるのが難しく、マスクをしなければ外出するのが怖いと感じる方もいるでしょう。ですが、メイクをしてマスクをすると、メイクが落ちてしまいやすいですよね。また、メイクの色合いによっては顔色が悪く見えてしまうこともあります。食事や水分摂取の際など、ふとした瞬間にマスクをとった時にメイクが落ちた顔が見えてしまっては大変です。メイクはピンクやオレンジ等の暖色系でまとめると、血色がよく見えます。また、マスクでメイク崩れしないためには、厚塗りをしないことや、しっかり肌の水分や脂を取り除いておくことが必要です。また、顔にピッタリフィットするものではこすれる部分が大きく、チークやリップが取れやすいです。少し大きめのマスクを使用する方がいいでしょう。また、ウォータープルーフのものを使うことで汗やマスク蒸れに耐えやすいでしょう。
マナー2:人との距離が大事
最近では、どこのスーパーやドラッグストアでも、レジの前に1m感覚で目印が貼られています。海外でもソーシャルディスタンスと言われて、飲食店の座席や映画館等の席も間隔をあけて使用されています。デートをするお相手との距離は致し方ないとしても、他人との間隔はあけておくように心がけましょう。特に、人が込み合う駅の周辺や、ショッピングをするならお店の混雑具合を確認するなど、自分から人ごみを避けるように動くことも大切です。また、アウトドアでも人が密集すれば感染リスクは高まります。しっかり距離を開けるようにしましょう。距離の取り方としては、飛沫が飛ぶのは、マスクを装着していなければ2m、マスクをしている場合は1mと言われています。ただし、歩いている速度や空気の乾燥具合によって距離は変わってきますので、基本的には2m程の距離をとると考えましょう。また、くしゃみがでてしまうような場合は、咳エチケットとして、腕に口を当ててくしゃみをするということも実践するようにしましょう。マスクをしていても同じようにすることで飛沫が飛ぶのを抑えられます。
マナー3:アルコール消毒をこまめに
出先では、お店の前、駅の改札等、いたるところにアルコールが用意されていますよね。ご自身で持ち歩いているという方もいらっしゃるでしょう。アルコールはコロナウイルスの弱点であり、消毒のためにもってこいです。自分では触れていないと思っていても、外の空気や不意に当たってしまった壁、手に取った商品等、様々なところに危険が潜んでいます。ウイルスのついた手で口や鼻、耳等を触ってしまうと、感染につながります。また、もしウイルスがついている手で大好きな彼に触れてしまっては大問題です。ですので、手を触れる前に、しっかり消毒することが大切です。アルコールを見かけたら、こまめに使用するようにしましょう。
ただ、アルコールに弱い方や肌が弱い方は要注意です。手荒れの原因にもなりかねないので、肌が弱い方はハンドクリームをお忘れないようにしてください。また、アルコールに弱く、手につけるのも無理だという方は、次の項目で扱う手洗いをこまめに行いましょう。
マナー4:手洗いとうがい、水分を摂ること
手洗いとうがいはこの自粛期間で身に着いた方も多いのではないでしょうか。コロナウイルスは石鹸に弱いウイルスです。アルコールと同じく、手を洗うことでも予防効果があります。また、うがいは、喉に付着した菌やウイルスを洗い流し、体内に入り込むのを防いでくれます。帰宅時はもちろんですが、マスクを外したタイミングや、お手洗いに行ったタイミングでもしっかり意識して取り組むことが大切です。
手の洗い方は、サッとではなく、爪の間や手首等も時間をかけて洗うようにしてください。うがいは角度を変えながら30秒以上行うのがおすすめです。
また、水分補給をこまめにすることで喉をうるおわせてウイルスが付着しづらい状態をつくることもできます。夏日が続いていることもあるので、水分補給も合わせて行うように心がけましょう。
マナー5:飲食店ではお静かに
飲食店も緊急事態宣言の解除によって再開するところが増えてきています。席も間隔があいていて、店員の方々がこまめに消毒をしてくれていることでしょう。ですが、客としても気を付けて取り組むべきことがいくつかあります。
一つは、店内で、大声で話すのは避ける事です。飲食店に入るのは食事が目的ですから、基本的にマスクはとっています。また、食べ物を食べているので唾液の分泌量が上がります。その状態で、大声で話すと、飛沫が飛びます。お話自体はしても構わないでしょうが、音量や勢いには気を付けてください。
二つ目に、料理のシェアやセルフサービスのもの(お水を汲む、スパイスをとる等)を利用する際も注意です。料理をシェアする場合には、とりわけ用の食器を用意してもらう、セルフサービスを利用する前にアルコール消毒を行う等、できる部分は徹底しておきましょう。
三つ目に、お酒を飲む場合は酔いすぎない事です。外食が久々で楽しくてつい飲みすぎてしまうという場合もあるかもしれません。ですが、お酒で酔うと、例えば気持ち悪くなって吐いてしまったり、そこまではいかなくても、声が大きくなって笑い上戸になったりと感染リスクの高まりやすい状況を作り出してしまうことがあります。自分で自分をコントロールできる人であることで、彼から信頼されるきっかけにもなります。注意するようにしましょう。
マナー6:わすれがち?トイレでのマナー
公共トイレやお店に設置されたトイレは、誰でもいつでも利用できるものです。その分、感染した方が使っていても気づきませんし、ツルツルした面が多く、コロナウイルスが滞在しやすい環境と言えます。ですが、気を付けておかなければ、わりと何も考えずに使ってしまいませんか。外出先のトイレを使用する際に気を付ける事は3つです。
一つ目は、洋式便器の場合は、便器を拭いてから利用する事です。洋式の場合は直接便器に座りますから、ウイルスが付着していれば自然と肌にうつることになります。トイレに設置されているクリーナーやアルコールを使用して便器を拭いてから使用するようにしましょう。また、自分の使った後にまた拭いておくと次の方のためになります。
二つ目は、化粧台です。見落としがちですが、化粧台は多くの人がメイクを直したり、服装を確認するのに使いますよね。様々な人が知らず知らずのうちに触れている箇所にウイルスが潜んでいる場合があります。化粧台を使用した後はもう一度、手を洗うようにしましょう。
三つ目は蛇口の取っ手です。忘れがちですが、トイレ後、自動の手洗い場でなければ、そのまま蛇口をひねって、手を洗って、もう一度蛇口を閉めますよね。閉めた時、また手にウイルスが付着する可能性があることはご想像できるでしょうか。手を洗う前に、石鹸と水で蛇口の取っ手を洗い流しておくことをオススメします。
新しい生活様式は大変?
いかがでしたか?この記事では、新しい生活様式の中でデートをする時に気を付けるべきことをご紹介しました。女性はデートとなると気にするところが多いですが、今の時期は誰もが敏感になっている時期です。普段から注意しておけば、自然と気にすることができますよ。
⑴慣れればきれい好きに!
また、「新しい生活様式」で推奨されている行動は、ウイルス対策として気を付けるべきことですが、身に着けば、他人に迷惑をかけず、自分の身の回りを清潔に保つことができます。ひとつひとつ全て注意するのは、初めは大変かもしれません。ですが、率先して取り組むことで、自分のためにもなることが多いので、ぜひ意識してみてください。
⑵久々のデートは完璧に!
デートも自粛していたという方にとっては、久々のデートは素敵な時間にしたいですよね。デートのために準備を万全にしてきたのに、マナーがなっていなくて幻滅されたり、周りの人から批判されるようなことがあったら台無しです。自分も相手も、周りの人にとっても気持ちよく楽しい時間になるようにしましょう。