弁護士 芦田栄子の日常記録 第3回 弁護士が求める恋人・結婚相手

社長ご夫妻がやってくる!

 みなさん、こんにちは。とある街の大きな法律事務所に勤める弁護士3年目の芦田栄子です。本日は、普段はアメリカでお仕事をされている社長と社長夫人が、こちらの事務所にお見えになる日です。お越しになるのは夕方だというのに、お昼間から既に事務所内の空気は張りつめていて、少し息苦しい…。ということで、休憩がてら近くの公園にやって参りました。今日は、気温は暖かく、ちょうどいい具合に涼しい風が吹いています。

 さて…確か、社長ご夫妻は、お二人ともハキハキした気持ちの良い性格で機転の利く方々だったように思います。しかし、普段は一体どんな生活をされているのでしょうね。

 皆さんの中に、将来弁護士と結婚したい、あるいは、恋人や気になる人が弁護士だ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 今日は、弁護士との付き合い方や結婚を考える上で知っておきたいことをお伝えします。

 

弁護士と結婚したら?メリットとデメリットは?

 まず、やっぱり気になるのは、弁護士との結婚を考えた場合のメリットやデメリットではないでしょうか。弁護士といえば高収入?知的?優しい?…様々なイメージがありますが、実のところはどうなのでしょうか。

 

⑴メリット

 メリットとしては、一番にはやはり収入が挙げられます。大手の事務所に勤めている弁護士や、専門性の必要な案件に携わるような弁護士は、平均年収が2000万円を超えることも多いでしょう。

 二つ目に、自分がトラブルに巻き込まれにくいこともメリットといえます。ご近所の方や子どもの学校がらみ等の狭いコミュニティの中では、トラブルはつきものです。そんな時、「旦那が弁護士」という肩書は強いものです。まず、お相手が弁護士であることが周りに知れていればそもそも周りが何も言ってこないということが考えられます。そして、万が一トラブルに巻き込まれても、確実な解決策を教えてもらえ、迅速に処理することができますよね。そういった意味では、普段の生活でストレスを抱くことは少ないかもしれません。

 三つ目に、弁護士は忙しいので、奥さんは自分の時間が増えるという点もあります。趣味が豊富だったり、自分の時間を大切にしたい人にはメリットといえるでしょう。

 四つ目に、弁護士はある程度であれば休みを好きな時に合わせられることです。先ほど弁護士は忙しいと述べたことと矛盾すると思われるかもしれませんが、弁護士は基本的に真面目で効率のいい性格ですから、事前に休みをとってほしい事を伝えておけば、それまでに効率よく仕事をこなしてくれる人が多いのです。

 

⑵デメリット

 では、デメリットとしては何があるでしょうか。

 一つ目に、独立していたり、競争率の高い専門分野であれば、収入が安定しないという点です。先ほど、高収入はメリットでお伝えしましたが、全ての弁護士が当てはまるわけではないことには注意が必要です。近年は、弁護士が増えてきており、分野によっては供給過多になっています。特に小さな事務所で雇われている弁護士や自分で事務所を経営してゆっくり仕事をしているという場合は、高収入と思い込んで近づくのはオススメしません。高収入を求めるのであれば、弁護士の仕事の中身までしっかり見極めてからにしましょう。

 二つ目に、弁護士は、普段は忙しいことがほとんどですので、家にいないことが多いです。また、夜も接待等で飲みに出ていることもザラです。そのため、日常的に家事を分担することは難しいかもしれません。ただし、人による面もありますので、できることはやってもらうように促しましょう。

 三つ目は、論理的な性格のため、自分が感情的になったときにうまく話がかみ合わない場合があるかもしれません。例えば、自分がイライラしているときや悲しいときの対応方法が、彼らにはわからない場合があります。それは、勉強を積み重ねてきた人生を歩んだために恋愛に慣れていないことも関わっています。イライラしている時は、自分の気持ちを一度冷静になって考えてから、不完全でも順序立てて説明することで弁護士の彼には伝わりやすくなります。

 

⑶まとめ

 結婚を考える場合のメリットやデメリットについてはお分かりいただけたでしょうか。弁護士は基本的には、サラリーマンよりも高収入と解しても問題はございません。しかし、業務形態や専門にしている分野によってピンからキリまでと思ってください。また、弁護士という職によって、周りのトラブルから守られるということは、他の職業につく男性にはできないことです。弁護士の仕事の性質上、また、根本的な性格上、どのような人でも話や趣味、性格が合うというわけではありません。なかなか話が合わない場合には、自分の思考回路を少しずつ変えていく必要があるかもしれません。

 では、どうすれば、弁護士と長く付き合ったり、結婚に至ることができるのでしょうか。

 

弁護士が恋人や結婚相手に求めるもの

 さて、夕方になり、事務所の駐車場に社長ご夫妻のポルシェが止まり、事務員の女の子がお迎えに向かいました。ずっとピリピリしていた空気が最大限になったところでガチャッと扉が開き、社長がお見えになりました。「いやあ~みんな元気~?」すごくゆるい雰囲気のニコニコ笑顔で事務所の座席を一列ずつ回っています。その後ろからゆっくりと婦人がお顔を見せ。「ちょっと、あなた…慣れない方もいらっしゃるんだから」とけん制します。お二人とも60代くらいでしょうか。前に見たときよりもフランクなイメージなのは、仕事モードではないからなのでしょう。それにしても、調和のとれた夫婦です。結婚生活がうまくいく秘訣はどこにあるのでしょうか。

 それでは、弁護士が結婚相手に求めるものについてみていきましょう。

 

⑴知性

 一つ目は知性です。これは、弁護士と同じように勉強ができないといけない、というわけではありません。例えば、毎日ニュースを確認して、社会政治情勢について詳しかったり、機転が利いて話を広げることができる等の知性が求められるのです。弁護士は論理的で頭を使うことが好きな性格の人が多いので、付き合う女性、結婚する女性にいわゆるおバカキャラは選びません。自分が興味のあるお話をした時に「え~よくわかんない」と返されたら?可愛い子だと思える人もいるかもしれません。しかし、弁護士は「何故、考えないの?」と思います。わからないとしても、ある程度話を聴いて、自分なりの意見を言ってほしいとか、自分の持っている知識を話してほしいと思うのです。少し遊ぶ程度に付き合う女性であれば、きらびやかで知性のない女の子でも構わないかもしれませんが、結婚を考えるような相手となると、中身を重視すると考えてください。

 知性を蓄えるには、趣味を広くもったり、時事問題を把握しておくことが大切です。自分の興味のあるものからで構いませんので、視点を広くもちましょう。

 

⑵謙虚さ

 二つ目は謙虚さです。弁護士は、司法試験に合格したエリートという肩書や、普段から「先生」と呼ばれ人の役に立つ仕事をこなしており、プライドが高いことが多いのです。そのため、高圧的な女性や自分に対して攻撃的な女性には魅力を感じず、むしろストレスを感じる可能性があります。また、忙しい仕事をこなす中で、家に帰ってきたときくらいは癒しを求めたいという思いもあります。その癒しの空間であるはずの家で肩身の狭い想いをしてしまっては、気持ちが落ち着きません。なので、弁護士の奥さんは、謙虚に旦那を支えることのできる女性が多いのです。しかし、謙虚だからといって、自分の気持ちを押し殺して無理に取り繕うことはしてはいけません。謙虚さは、無理やり作るものではなく、相手を尊敬し、自分を大切にすることで作り上げるものです。

 初めから謙虚な気持ちを持ち合わせる人は少ないです。少しずつ、日常的に自分の時間を作ることで自分に余裕をもち、ストレスをうまく発散させましょう。

 

⑶マナーをわきまえた行動

 三つ目は、マナーをわきまえた行動です。これは、弁護士という肩書からでてくるものです。例えば、旦那さんが弁護士でいろんな相談を受けている中、奥さんがギャンブルに走っていたり、不倫していたらどうでしょうか。また、もっと日常的なところで言えば、買い物をした際にレジを順番抜かししたり、交通ルールを守らなかったら、世間としてはどんな目を向けますか。一時期、日本でも、総理大臣の奥様が、緊急事態宣言が出された中で旅行に行っていたというニュースが報道されましたが、弁護士とその奥さんに例えても、そのニュースに近い違和感を覚えませんか。弁護士の奥さんたるもの、というと、前時代的な感じがしますが、マナーをわきまえた行動はマナーではなくほとんど義務と思っていいでしょう。「家庭すらコントロールできないのに、依頼者の問題まで解決できるわけがない。」等と言われ、奥さんの行動一つが弁護士としての旦那さんのイメージを落としかねません。

 外出する場、人に見られる場では毅然とした淑女を務めましょう。

 

社長夫妻のお見送り

 いかがでしたか?本日は、弁護士と結婚する場合のメリット・デメリットと、弁護士が恋人や結婚相手に求めるものをお伝えしました。

 「お!芦田ちゃんじゃな~い」「あ、社長。ご無沙汰しております。」「芦田さん、いつもありがとうね。私たちはあまりこっちに来られないけど、がんばってね。」「はい。副社長、ありがとうございます。」

 事務所の見回りもザっと済んだ頃、社長と婦人がこちらに来てくださいました。今からお二人でお寿司を召し上がるのだとか。本当に仲がよろしいですね。皆さんも、恋人が弁護士であるなら、今後も良い関係を築けるよう、今日お伝えしたことも参考にしてみてください。

 それでは、また次回の記事をお楽しみに。体調にお気をつけてお過ごしください。

■美肌ダイエットにおすすめです
肌活プレミア
肌活プレミア
販売価格:9,650円(税込)(送料込)
内容量:一箱(30包)
弁護士 芦田栄子の日常記録
「恋する美容」フォローしてください!
>体の中から整える「肌活プレミア」

体の中から整える「肌活プレミア」

本当に痩せたい人や肌を気遣う人のためになる日本一の健康食品にしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、ご指摘も喜んで承っております!

CTR IMG